■Vol.06 05年6月23日号 「練習いよいよ本格的に!」
5月のボートスクールは、どの回も天候にも恵まれ、暑くもなく寒くもなく、絶好のボート日和のもと行われました。毎週日曜日、朝8時半近くなると、練習場所となっている早稲田大学の艇庫はスクール生の元気な声でにぎやかになります。
5月15日
この日は、今年度初めての荒川での練習。皆で役割分担をしてナックル艇を運びます。川では練習場にはない波があり、バランスを取るのが大変そうでしたが、重たいナックルを持って急な土手を登り降りした後の風を切って漕げる川での練習は気持ちよさそう。今年からボートを始めたスクール生のクルーでは、全員で漕げるようにと、「キャッチ、ソー」という掛け声のもと一生懸命4人で合わせようとしていました。一方、高校生のクルーでは、コックスもスクール生が務め、何度も上流へ艇を返して練習していました。
5月22日
いつもはカテゴリーによって時間を分けての練習ですが、この日は8時半から全てのカテゴリーが集まりました。今日は楽しみにしていたバーベキューの日。練習を早めに終わりにして、艇庫の庭で準備が始まります。保護者の方も参加して約100名。早大艇庫の管理人、金刺さんのご協力でカレーや焼きそば、そしてかき氷も並びました。多すぎるかと思われた料理はあっという間になくなっていきます。自分たちで焼いたお肉や野菜はもちろんですが、金刺さんの作ってくださったカレーや焼きそばをみんなで食べるのは格別。練習の疲れも忘れて、いつもより元気いっぱいでした。
5月29日
全日本選手権を来週に控え戸田のコースは大会に向けて練習する艇が多く、安全面などを考え、この日はランニングとリレー、エルゴメーター(ローイングマシーン)を使った陸上でのトレーニングが中心でした。実際に水上で漕げないのは残念でしたが、来月末の潮来レガッタへの出場を向けて、体力をつけることも必要です。盛り上がっていたのはチームに分かれてのリレー。普段は一緒に走ることのないスクール生同士ですが、みんな全速力でした。