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スクール情報

スクール通信

毎週行われるスクール、大会の模様をレポートしていきます。

■Vol.10 11月号

 8月の夏合宿後、ボートスクールの様子が変わりつつあります。
9月から、ふれあいレガッタ(江戸川区 旧中川)、オール三菱レガッタ、横浜市民レガッタ、戸田市民レガッタと様々な大会に出場し、レースでの緊張感にも慣れて、大会を通して以前より「クルー」を意識するようになってきました。スクール開校以来、毎週、出席状況によってその場でその日のメンバーを決めて練習していました。その日限りのメンバー、自分のポジション。漕ぐ楽しさは味わえるものの、なかなか同じ艇を漕ぐ仲間とまとまることを考えることはなかったようです。しかし、夏合宿では3日間同じメンバーで同じ艇を漕ぎました。それ以降9月からは、スクール生の意見を聞きながら、長期間同じメンバーで漕げるようにとメンバーとポジションを毎回ほぼ固定しています。「ボートはクルーを作り上げる過程が大事。長く一緒に漕ぐことで得られるものを教えたい」。(金子明弘コーチ)コーチたちもコックスをスクール生に挑戦させるなど、クルーをづくりができるように編成しています。こうすることで自分のポジションへの責任感も出てきます。まだまだ経験が浅いため、レースに勝てず、悔しい思いもしますが、ずっと練習してきたメンバーで勝った時の嬉しさ、タイムが良くなった嬉しさはスクール生の自信になっているようです。

「ふれあいレガッタ」

 9月18日、東京・江戸川区の旧中川で行われました。残暑の厳しい日でしたが、地元のボートクラブの、様々な年代の方とも交流できた和やかな大会でした。コーチ、父兄もレースに参加。お昼に行われたエルゴ大会では、スクール生の篠原仙実(小4)と、お父さんの正胤さんが見事「親子優勝」。表彰式では大きな拍手を浴びました。

「オール三菱レガッタ」

 9月18日、戸田のボートコースで行われました。ワセダクラブからは、中学生が参加しました。

「横浜市民レガッタ」

 10月23日に鶴見漕艇場で行われました。強いクルーを相手に苦戦してしまいましたが、それぞれのクルーで新しい課題を見つけられたようです。

「戸田市民レガッタ」

 10月30日に戸田で行われ、地元の中学校ボート部員たちと競いました。写真は、地元中学校ボート部を破って見事優勝した中学生男子クルー(四方正紀、鈴木朋也、渡辺龍之介、藤井裕也、杉本大地)のゴールの瞬間。頑張ってこのメンバーで練習してきた成果が実りました。
「昨年から沢山のレースに参加してきて初めての優勝ではないかと思います。他では体験できない、この感動を得たことを忘れないで今後も頑張ってくれるよう望んでいます」(ご父兄・四方浩さん)