■Vol.5 11月15日号
共に成長するワセダクラブ
カテゴリー3チーフコーチ 鬼石 源
ワセダクラブも立ち上げから2カ月が経とうとしています。プレーヤーたちも少しずつラグビーボールにも慣れてきたように感じます。また、プレーヤー同士の会話も増えてきました。ラグビーを通して新たな輪が広がってゆくのを実感しています。
私自身もプレーヤーと心をひとつにして練習に取り込み、楽しんでおります。どんなに仕事で疲れていても、週末はばっちり目が覚めます。プレーヤーの笑顔がたくさんある上井草に向かい、一緒にグランドでプレーできることにとても喜びを感じています。
プレーヤーにはラグビーというスポーツを通じて新しい仲間と出会い、上下関係や言葉遣いを学び、挨拶などの人間としての基礎を学んでほしいと思っております。そして、ひとりの人間として「気持ちのよい人間」に成長してもらいたいと思っております。“こいつとだったら何でもできる”、そう思える人間は数多くおりません。しかし、私の場合、ラグビーをやっている仲間の中にはそう思える人間がたくさんいます。人間を信じることや自分を信じてくれる仲間がいることの喜びもこのワセダクラブで学んでもらいたいと思っております。「気持ちのよい人間」の集団を目指しましょう。
最後に一言だけ付け加えさせていただきますと、今、学んでいるのはプレーヤーだけではないということです。私を含めてチーフコーチもアシスタントコーチも皆、プレーヤーの無限な発想や可能性に驚嘆しております。ときとして彼らから活力をもらい、逆に学ばせてもらっているのは我々コーチなのだと感じるときもおおいにあります。
今後もお互いに成長できるような関係を築きあげたいと思っております。今後ともワセダクラブにご期待ください。
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