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Rugby football

スクール情報

ラグビースクール通信

■Vol.10 1月11日号

 カテゴリー5でのアシスタント・コーチを中心にその他のカテゴリーのサポートも随時しています、三木です。早稲田大学の付属/系属高校・中学校での15年間のコーチを経て、今回、ワセダクラブのラグビースクールコーチを務めさせていただくことになりました。スクール生をみていると、15年間もコーチを経験してきたはずなのにあらためて、いろんなタイプの個性が集ってくるものだと感じています。

 私たちの大先輩でもあります大西鉄之祐先生が、現役時の私たち大学生に語られた言葉を想い出すのですが、

 「君たちは、ラクビー道という修行の身にある。ラグビーを中心にして、すべてを考えなければならないんだ。そして、君たちは、もっとラグビーを愛さなければ、いかんのだよ。愛したものは、簡単に手放してはいけないんだ。ええかぁ、自分を犠牲にしてまでも、守らなければならないんだよ。」

 こんな言葉でもって100名を超えるラグビー部員の目標達成のための毎日の練習の大事さを悟らせてくれました。また、高校生に対しても、厳しく、時には優しい笑顔で、1時間近くもグランドに生徒を座らせて、熱く語っておられました。今から思うと、大西さんは、ラグビーを通して「時間の大切さ」を教授されていたのかもしれません。

 できるだけ、ひとりひとりの個性を育てられるようなコーチングをしていきたいです。小学校や中学校のそれぞれの学年での、個人的なレベルでの「時間の大切さ」があるはずです。ラグビーを通して、一生懸命やる時はやって、遊ぶ時は遊ぶんだというような「メリハリ」や仲間を作り、ケンカをしたり、語り合ったりして「学んだこと」が、これからの人生の中で役立つよう、いろいろな経験をさせてあげたいです。
 学生時代には、キツイ練習や試合は大好きでした。厳しい練習やタフな試合を乗り越えての仲間とともに感じる充実感がラグビーをすることの楽しさを2倍にも3倍にもしてくれたからです。
 今は、グランドに行き、スクール生の「悩み悔しがり、怒り喜ぶ」姿をコーチ等と共にすることがとても楽しいです。
 グランドにはそんな「楽しいこと」が一杯落ちています。どうか家族でグランドに来られて、家族で「楽しいこと」を拾い集めてください。お手伝いさせていただきます。

[最新版]
| Vol.17 7月8日号