■Vol.12 1月25日号
こんにちは。カテゴリー3のアシスタントコーチをさせていただいています、藤嶋健太郎と申します。自分は1996年度の中竹主将の代、カテゴリー3のチーフ鬼石源と同期でフランカーをやっていました。現役の頃、鬼からいつも刺激を受けていて、彼のまさに鬼のような頑張りに引っ張られ、自分も、チーム全体もレベルアップしたことを思い出します。今回鬼がコーチをやるというのを聞き、子供達に何かスペシャルなものを提供できるのではないかと思い、彼のアシスタントをやらせていただいています。
いきなりですが、自分がこのスクールで子供達に提供できるものはなんだろう、とコーチをやるに当たって考えました。ラグビーの技術をきちっと教えるのは当然なのですが、ここでしか得られない、特にワセダクラブでしか提供できないような素晴らしいものを子供達に渡したいと自分は考えています。それは自分にとっては、早稲田ラグビー部時代に得た
“目標を成し遂げるためにはどうしたらよいか”
という方法の提供です。子供達にはちょっと大袈裟かもしれませんが、これは子供達の社会性を養う素晴らしい方法の一つだと自分は考えます。例えば社会に出(学校の中でも同じかもしれません)、何かプロジェクトを進めて行く、作り上げて行く時にどのような話し合いをするとよいのか、どのようなことを考えなくてはいけないのか、どのような対人関係を作っていけばベターなのか・・・大学時代に得たこれらの方法は、多くの先輩が残してくれた伝統と、また自分達の“勝つために”という執着心から搾り出された(ありふれた言葉ですが)『血と汗と涙の結晶』です。そしてそれは僕らの体に染み込んでいます。
カテゴリーごとの目標というものがありますが、それとは別に自分の中での裏テーマとして意識していこうと思っています。
自分は早稲田でラグビーをやって本当に良かったと思っています。子供達にも“ワセダクラブでラグビーをやっていて良かった!”と思ってもらえるように努力したいと思っています。どうぞよろしくお願いします!
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